私たち「ビオクラシックス半田」が行うメタン発酵は、私たちの生活に密接に関係するバイオマス資源により
エネルギーを様々なかたちに、無駄なく、持続的に生成することができます。
バイオマス資源とエネルギー生成についてご紹介します。

生活する中で
生まれる、
持続的に
再生可能な資源

バイオマス資源とは、動植物から生まれた再生利用可能な有機性資源のことです。私たちの生活の中で必ず生まれる再生利用可能な有機性の資源が、石油や石炭などに代わるエネルギー生成方法として期待されています。
石油などの化石燃料と違い、何気なく捨てているものを再利用して生成するものなので、私たちの生活に合わせ「持続的に再生可能な資源」であることが大きな特徴です。
バイオマス資源は大きく分けて、「廃棄物系バイオマス」、「未利用バイオマス」、「資源作物」の3つに分類されます。
バイオマス資源の分類

メタン発酵から
様々なエネルギーを
生成できる!

バイオマス資源からエネルギーを生成する方法として、「メタン発酵」があります。メタン発酵はバイオマス資源の中でも、「廃棄物系バイオマス」が主流で、それをえさ(原料)とする微生物による分解のことを言います。このメタン発酵で発生するメタンガスを利用し、電気、熱、CO2を生成し、発酵し終わった液状物から副産物(液肥・乾燥肥料)を生成するなど、様々なエネルギー資源を生み出すことができます。
私たちビオクラシックス半田は、電気・熱だけでなく、CO2や肥料を含めて「エネルギー」と考えています。
バイオマス資源から
エネルギーが生成される流れ

農産物育成や
電力供給など、
暮らしにつながる
利用!

バイオマス資源から生成されるエネルギーは、廃棄物系バイオマス、未利用バイオマス、資源作物でそれぞれ異なりますが、全てが私たちの暮らしに繋がるエネルギーとなります。
その内、メタン発酵により生み出されるエネルギーは電気、熱、ガス(CO2)、発酵残渣(乾燥肥料、液肥)と様々です。電気は地域の電力として、熱やガス(CO2)は、植物栽培における成長促進の原動力として利用できます。
また、メタン発酵の際に残る発酵残渣は農産物の肥料として利用できます。
様々なエネルギーの生成により、複数の役割をこなす事で、地域循環を促進させる一石二鳥のエネルギー活用と言えます。
生成されたエネルギーの利用先例

「必ず発生する」
「何気なく捨てている」
が最大の強み!

もともと生活で何気なく捨てているものを原料とするため地球環境にも良く、排出されるCO2までも余すことなく植物栽培に利用するクリーンなエネルギー利用方法です。 また、水力や地下熱などと同じく、天候や気候の変化に影響されない安定的な再生可能なエネルギーです。生成されたエネルギーを利用することで地域の化石燃料の削減や化成肥料等を作る際に排出されるCO2の削減など間接的な形で役立つことができます。
循環型社会の形成が可能な
エネルギー生成方法
メタン発酵は生活で何気なく捨てているものを利用する点や、生成されるエネルギーが次の生産に利用できることから、循環型社会の形成が可能です。